当社は、投資信託財産と投資一任契約に係る顧客資産(以下「運用財産」といいます。)の運用において、複数の運用財産間の公平性及び最良執行を目的として、売買条件(有価証券の種類及び銘柄、売り・買いの別、取引種類並びに執行価格又は価格帯)が同一である売買注文を一括して発注する場合があります。一括発注を行った取引については、平均単価により約定及び決済することがあります。
一括発注の対象となる資産及び取引は、国内の金融商品取引所に上場又は登録されている有価証券の現物取引のみとします。
一括発注したものが内出来となった場合(総約定数量が総注文数量を下回った場合)は、以下の方法により、各運用財産に配分します。
発注部門は市場の状況や価格等を総合的に勘案した上で最良執行を図るものとし、その観点から一括発注を分割して発注する場合があります。
一括発注を実施するにあたっては、社内規程を整備して関係各部門に周知徹底させ、管理部門が一括発注に係る業務執行体制を検証します。また、運用部門と発注部門の役割を分離し、業務運営の公正性を確保します。